ゲスト:秋山美紀子さん(「装苑」NEW COMER 編集者)

『装苑』のNEW COMERページは、まさにフレッシュな若手アーティストが毎月登場します。けれど、星の数ほどいるアーティストの中からこの人!という人物を見つけ出すのは容易な作業ではありません。編集担当の秋山さんに、舞台裏をこっそり見せていただきました。

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↑↓カメラマンと相談しながら雑誌に掲載する写真を撮影


私は、ファッション雑誌「装苑」で「NEW COMER(ニューカマー)」という企画を担当しています。ジャンルを問わずクリエーターを毎月紹介していますが、その発掘、選定は自分なりに厳しい目線で見ています。

まず探し方は、「歩いて探す」がモットーです。仕事中だけでなく、プライベートで街を歩いていて偶然入ったお店やギャラリーで気になる作品を見つけたりすると、すかさずそのクリエーターの連絡先を聞いて後日アポイントを入れ、ほかの作品を見せてもらったりします。また新人デザイナーが多く出展する合同展もよく行きます。ブースの作り方など見せ方を工夫するブランドは、やはりセンスのよい商品を作っているものです。いままで取材した方から、新しいクリエーターを紹介されることもあります。人のつながりは大事ですね。

探し方は本当にいろいろですが、雑誌掲載で最終的に「これだ」と決めるのは、やはりオリジナリティでしょうか?どこかで見たことあるもの、こだわりを感じられないものというのはすぐにわかります。また、必ずクリエーターとお話をします。シャイな方が多いのですが作品のことになると目をきらきらさせて急に饒舌になったりします。「あぁ、この人はこういう気持ちで作品を作っているんだなあ」と知ると、そのこだわりを少しでも多くの人に伝えたいと思います。もちろんこれだけが掲載の決定になるわけではありません。私自身もクリエーターの魅力を察知するアンテナを日々磨いて、がんばっています。

↑新宿にある文化出版局の編集部でデスクに向かう

( text:2005年8月8日 )

* 秋山美紀子 (あきやま みきこ)
ファッション雑誌「装苑」(文化出版局)の編集者を経て独立。独立後も「装苑」誌上にて連載中の「ニューカマー」のコーナーを担当し、日本のクリエーターを幅広く紹介している。今までに培った「魅力的なブランドの発掘」を基本に、2005年より「web select shop marmelo」をスタート。ファッション媒体
への執筆、ファッションセミナーの講師なども行なっている。

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